ユルユル女子のつぶやき。

ex.Baby Leaf│ex.バンドマン│のひねくれた性格からエッセイ的なの書いてみました。

「95年生まれの子供たち。」

今日は3月11日。

7年前の今日、私は中学校の卒業式でした。

泣き泣き卒業式を終えて帰ると

テレビには大きな波が街に押し寄せ

みんなが困惑してる様子が流れていました。

もちろん私も家族もテレビ越しに困惑してた記憶があります。

 

 

どのチャンネルも同じ話題ばかり。

 

 

東日本大震災」でした。

 

 

私たち95年生まれは

"阪神淡路大震災の年の子"として

小中学校でたくさん地震について学んでいます。

 

 

全壊した家、全焼した家、1階が潰れた家、斜めに傾いた家、無事だった家。

倒れた高速道路、焼け野原のような長田区、

その中での奇跡の救出劇や、人々の繋がり、絆もたくさん調べました。

 

 

あくまでも地震の年に"生まれた"子供なので

地震は経験していませんが

下の世代に伝えていくため、少しでもその恐怖を理解し今後に備えるため、お勉強をしたと思います。

 

 

ですが、東日本大震災阪神淡路大震災

大きな違いは、火か、水か、だと思ってます。

 

 

火災についてたくさん調べ学んだような記憶がありましたが、

水、つまり津波について学んだ記憶はあまりありませんでした。

 

 

だからこその衝撃だったんですよ、あの映像。

めちゃくちゃ怖かったです。見てるだけで。

 

 

人は膝まで水位があれば溺れます。

私もぼーっとしててお風呂で溺れかけたことがあります。

水は思ってる倍怖いです。

 

 

子供の水難事故防止のためにスイミングに通わせる親も多いですし

実際、私も子供が出来たら確実に通わせたいお稽古ナンバー1が

 

 

あの津波きて、スイミング習ってたから大丈夫だった、なんてことあると思いますか??

私は絶対ないと思います。無理です。

 

 

じゃあどんな高さの建物に逃げればいいんだろう。

津波警報からどれぐらいの時間で逃げなきゃいけないんだろう。

何を持って逃げればいいんだろう。

 

 

やっぱり私たちもこの震災から学ばなきゃ。

たくさんの人が怖い思いをして

こうしたらよかった。あぁしてよかった。と

たくさんのことを残してくれています。

 

 

今日もテレビでたくさん特集があると思いますが

別に絶対それを見ろとかではなく

ふとした時に、

地震来たらどうしたらいいのかな」

って調べてみるのもいいんじゃないかなと思います。

 

 

備えあれば憂いなし。です!

 

 

私はかなりのビビリなので

夜寝る前は今地震が来たらどうしよう。

どうやって猫達を守ろう。とずっと考えてますが、(ガチで)

全然冷静でいられる気がしません。

 

 

というのも、ちょっとした震度1とかでも

分かるぐらい敏感で

そういう時何も考えられなくなるからです。

 

 

「怖い、怖い、死んじゃう、どうしよう、怖い。

今は初期微動の段階でこのまま大きな横揺れが来て、あぁ!このまま縦揺れになったらどうしよう。」

 

 

22年前は母が私たちを守ってくれました。

でもそんな"阪神淡路大震災の年の子"と言われた私達も、もう大人です。

 

 

次は自分たちが守る番。

 

 

冷静な判断と学んできた知識で

しっかり守りたい人を守れるような大人になっていきたいです。

 

 

きっちりと地震に備え、

いつ地震が来ても大丈夫だと思えるぐらいの準備をできるような、そんな世の中になればいいなぁと思います。

 

 

7年前の今日を忘れず、

もう1度、地震津波についてしっかり考える、

そんな夜を今日は過ごそうと思います。